お役立ちコラム

女性がICL手術を受ける際に知っておきたい大切なポイント【川口市蕨市 -ひかる眼科-】

ICL(有水晶体眼内レンズ)手術は、強度近視やコンタクトレンズが合わない方にとって、視力を大きく改善できる治療法です。
近年は、女性の患者さまからのご相談も増えており、「仕事や育児と両立できるか」「美容面への影響はあるのか」といった、女性ならではの不安や疑問をよくいただきます。

ICL手術そのものは男女で大きな違いはありませんが、生活習慣・美容・ホルモンバランスなどの観点では、女性ならではの注意点がいくつかあります。
ここでは、女性がICL手術を受ける際に特に気をつけたいポイントを解説します。

まつげエクステ・アイメイクについて

ICL手術前後は、まつげエクステを必ず外していただく必要があります。
まつげエクステは、まつ毛ダニ(デモデックス)が繁殖しやすいことが知られており、目の手術においては感染リスクを高める要因となります。 また、手術時の消毒でエクステが取れてしまうことも多いため、事前に外しておくことが大切です。

術後のまつ毛エクステ(まつ毛パーマ)・アイメイク再開時期については、下記が目安となります。
・アイライン・マスカラなどのアイメイク:術後1ヶ月程度あける
・ファンデーションや眉メイク(目元以外のメイク):術後1週間程度あける(目の中に液体や粉が入らないように注意しましょう。)
・まつ毛エクステやまつ毛パーマ:術後1ヶ月程度あける

男性の場合、メイクの制限はほとんど関係ありませんが、目を強くこする癖がある方は注意が必要です。術後しばらくは無意識のこすり癖にも気をつけましょう。

コンタクトレンズ・カラーコンタクトレンズの使用について

ICL手術を検討される方の多くはコンタクトレンズを使用されています。
コンタクトレンズは角膜の形状(カーブ)に影響を与えるため、レンズ度数を最終決定する検査前には、1〜3週間の装用中止が必要となります。(使用しているコンタクトレンズの種類によって異なります。)

また、術後にカラーコンタクトレンズを使用したい場合は1ヶ月以上空け、必ず医師に相談してから使用するようにしてください。 見た目の変化を楽しみたいお気持ちは理解できますが、目の安全を最優先に考えましょう。

なお、カラーコンタクトレンズを使用する際は正しい選び方と使い方が重要です。
・カラーコンタクトレンズは高度医療機器のため、安全基準をクリアしているものを選びましょう。(パッケージに「高度管理医療機器承認番号」が記載されています。)
・清潔な状態のレンズを使用するためにもワンデータイプがおすすめ。ワンデー以外を使用する場合は正しいケアを行いましょう。
・目の負担が少ない酸素透過率が高いものを選びましょう。

当院でもカラーコンタクトレンズを扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

ネイル・服装の注意点

手術中は、指先に酸素飽和度を測定するモニターを装着します。 そのため、ジェルネイルやマニキュアは事前にオフしていただく必要があります。

手術当日の服装については、
・フード付きの服は避ける
・髪は後ろでお団子やポニーテールにせず、両サイドでまとめる
ことが大切です。手術は頭を固定した状態で行うため、後頭部にボリュームがあると安定せず、安全性に影響することがあります。

美容医療・ホルモンバランスとの関係

二重まぶた手術などの目元の美容手術は、ICL手術の前後1か月以上は間隔を空けてください。 また、レーザーピーリングやヒアルロン酸注入(ジュビダームなど)は、手術前1週間は控えましょう。

さらに重要なのが、ピルの服用や妊娠です。
ホルモンバランスの変化によって、屈折値(視力)が微妙に変動することがあるため、妊娠中やピル服用中の手術は原則おすすめしていません。 手術時期については必ず医師とご相談ください。

育児中の方のメリット

育児中の方にとって、ICLは非常に相性の良い治療法です。

・赤ちゃんにメガネをつかまれて外される心配がない
・夜間の授乳や急な対応時も、探さずにすぐ見える
・抱っこや入浴時に、コンタクトレンズのズレや乾燥を気にしなくてよい

特に新生児期や乳児期は、予測できない動きが多く、瞬時の対応が求められます。ICLによって「起きた瞬間からはっきり見える状態」が保たれることは、育児のストレス軽減にもつながります。

術後の生活・仕事・スポーツ

術後は帰宅当日できるだけ安静にし、スマートフォンなどの集中作業は控えましょう。
アルコールは術後3日間控えてください。
抗生物質の内服、痛み止めの内服などが必要な場合、セフェム系アセトアミノフェンであれば問題が無いと言われています。(当院では処方しておりませんので、医師とご相談ください。)

【仕事復帰の目安】
デスクワーク:術後2日程度から可能なことが多い
屋外作業・農業・埃や細菌の多い環境:より慎重な判断が必要

【スポーツの目安】
・ヨガ・ゴルフ:2週間程度
・テニスなど激しい運動:さらに1週間程度延ばす(医師とご相談ください。)
・プール・海:1ヶ月程度は控える

災害時に強いというメリット

ICLの大きな利点の一つが、災害時の安心感です。

・コンタクトレンズの予備や洗浄液を確保する必要がない
・メガネが壊れたり、紛失したりする心配がない
・避難所や停電時でも、すぐに行動できる

災害時は「見える」ということ自体が、安全確保や情報収集に直結します。ICLは、日常だけでなく非常時の備えとしても有効な選択肢といえるでしょう。

費用と医療費控除について

ICL手術の費用は、全国的に大きな差はありませんが、
・術後の診察期間
・薬剤費
・ICLレンズ挿入後の保証内容
・メガネなどの付帯サービス
といった手術以外の部分で違いが出ることがあります。

ICL手術は医療費控除の対象となることが多いため、領収書は必ず保管しておきましょう。

まとめ

ICL手術は、正しく準備し、術後の注意を守ることで、非常に満足度の高い視力回復手術です。
特に女性の場合は、美容やライフスタイル、ホルモンバランスなど、細やかな配慮が必要になります。一方で、男性も仕事や生活環境によって注意点は異なります。

不安なことや疑問点があれば、遠慮なくスタッフまでご相談ください。
一人ひとりの生活に寄り添いながら、安心して手術を受けていただけるようサポートいたします。

ひかる眼科

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