突然ですが、VDT症候群って知っていますか?
VDTは、ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル(Visual Display Terminals)の頭文字で、パソコンやスマートフォンの液晶などの画面表示機器やキーボード、マウスなどの入力機器による情報端末を指します。
VDT症候群とは、VDT機器を使った長時間の作業により、目や身体や心に影響の出る病気です
●主な症状として
・目の疲れ
・目の乾き
・視力低下
などがみられます。
一日の作業時間が長いと近視やドライアイなどの眼の異常と共に、ひどい方はめまい、吐き気までもおこすこともあります
●対策について
・適切な姿勢で十分な距離を保ちながらの作業
・1時間毎に10~15分程度の休憩
・ホットアイマスクなどで目を温める
・度数のあった眼鏡、コンタクトレンズを使用する
スマホ・テレビゲームの普及やタブレットを使用とした授業などお子様のVDT機器の使用が長くなるケースがみられます。今ではオフィスワーカーだけの問題ではなく、誰もがVDT症候群になる可能性が高くなっています。
対策をしながら、VDT機器を使用していくことが大事です
当院では、症状に応じて点眼薬を処方したり、ホットアイマスクの「あずきのチカラ」の販売や眼鏡、コンタクトの処方も行っています。VDT症候群が疑われる場合は、早めに眼科受診をなさってください