近視手術ICL

DISEASE / TREATMENT

近視手術ICLとは

ICLを使用した近視矯正法とは、眼の中(虹彩と水晶体の間)にレンズを挿入して近視を治す治療法です。「レーシック」のように角膜をレーザーで削ることがないため、近視が強い方、角膜が薄くて削れない方、ドライアイの方にも手術ができます。
そのレンズはソフトコンタクトレンズのように柔らかいもので、コラマー(Collamer)と呼ぶHEMA(水酸化エチルメタクリレート:hydroxyethyl methacrylate)とコラーゲンからなる柔らかい素材でできています。コラマーは生体適合性がよく、目の中にいれても異物反応がない大変優れた素材です。

目の中にいれたレンズは長く透明な状態を維持するので「永久コンタクトレンズ」と呼ぶ人もいます。また、レンズを取り除けば元に戻るという手術では珍しいメリットがあります。

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こちらで詳細をご確認ください。

ICL治療・手術

ICLは単にレンズを入れるだけ、という手術です。手術時間は片目あたり15~20分程度で、両眼を同日に日帰りで手術が行えます。レンズ挿入のための切開創はわずか3mmで縫合の必要はありません。視力は1日~1週間ほどで回復しますので、早い段階で視力の変化を実感できます。

有水晶体眼内レンズ挿入術は、1980年代から行われていました。当院が使用するスターサージカル社の眼内レンズは過去12年の長期実績があり、全世界64か国で使用され、現在まで累計で185,000枚となっています。 このレンズを使った手術は、日本眼科学会およびスターサージカル社の認定を取得した眼科医のみが手術が可能です。

*当院はICL認定クリニックとして登録されています。

近視手術ICLに向いている方

強度近視でどうしようもなかった方、コンタクトレンズですぐに充血をする方などはご検討してみてはいかがでしょうか。目覚めたその時からすぐに見える生活が待っています。ただし、眼の状態によってはできない方もいますので、診療時にご相談ください。

ICL手術4つの特徴

1.角膜を削らない視力矯正手術

強度近視の方がレーシックを行うと、不正乱視が発生し見え方の質が下がる場合があります。フェイキックIOLは角膜を削らないので、不正乱視の発生を抑制でき、見え方の質を下げる事なく、クリアな世界が実現します。

2.最強度近視の方に最適

-10D以上の最強度近視に最適な手術です。

3.レンズ交換の必要なし、近視の戻りなし

眼内に挿入するレンズは交換の必要がなく、長期にわたり視力を維持することができます。また、いつでも取り外しが可能です。

4.オーダーメイドレンズ

患者様、一人ひとりに合ったレンズを作成します。

手術の適用について

この手術の適応年齢は20歳から45歳までが推奨されています。さらに近視の程度や個々の眼球形態により禁忌や向き不向きがあるため、慎重に適応を判断しています。手術希望のある方は適応の有無に関して検査を受けていただく必要があります。

「ICLを使用した近視矯正手術」は保健適用外のため、適応検査6,000円、手術は近視矯正のみ 62万円、近視+乱視矯正 72万円(それぞれ税別、術後3か月までの診療も含む)となります。片眼の場合はそれぞれ3分の2の料金となります。いまお使いのコンタクトレンズの場合、ずっと払い続けている方がほとんどだと思います。概算ですが、1日ごとのコンタクトレンズを使用している方は8−10年で逆転すると言われています。ICLを受けた方はもちろん朝目覚めた時から見えています。メリット・デメリットをシミュレーションしてどちらを選ぶか考えてみましょう。

眼内コンタクトレンズ(ICL)治療の医療費控除について

ICLの治療費は医療費控除の対象です。医療費控除は年末調整では対応できず、確定申告を行ってそのメリットを受けるしかありません。
けれど、人によっては十万円単位での税金の還付を受けることができます。

確定申告と聞いて、どんなイメージを抱くでしょうか。
おそらくほとんどの方が「めんどくさい」とか「よくわからない」と思うはずです。
最近ではフリーランスのみならず、サラリーマンもふるさと納税や医療費控除などによって、
確定申告が身近なものになりました。

しかも税金の還付を受けるだけの確定申告は、慣れてしまえば難しいものではありません。

医療費控除の概要や、控除対象となる医療費の範囲、
また、具体的な還付金額や確定申告書の記載の仕方を見ていきましょう。

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